サッカーを愛して止まないあの人の ゆめのはなし

ほとんどサッカーを知らないところから、2007年『SUPER SOCCER PLUS』のキャスターを始め、今年のEURO以降ようやくサッカーを純粋に楽しめるようになってきたという加藤未央。番組の罰ゲームでコスプレも披露し、ファンやお茶の間はもちろん、選手も魅了した彼女に、サッカーへの想いを聞いた。

ポーツといえばサッカーな家庭に育つ

父が大のサッカー好きで、Jリーグ設立前から、国内外問わず試合を見るような人でした。小さい頃は妹と公園に連れられて、ボールを蹴ったりもしていたくらいだったので、うちでスポーツと言えばサッカーでした。小学生のころJリーグができて、その当時は世の中みんなそうだったと思うんですが、加藤家での盛り上がりもすごくて(笑)。家族みんなで試合に行きましたね。でも、何故か中学校に入って以来、試合を観に行かなくなって、サッカーと離れちゃったんです。

スーパーサッカーのキャスターになるということ

『SUPER SOCCER PLUS』のお仕事が決まったとき、家で当然のように流れていた番組だったので、父は大騒ぎでしたね。でも、正直始める前は、かなり不安でした。増えてからのJリーグのチーム数も知らなければ、有名選手以外知らないという状況で、番組が始まってからも、何かやらなきゃとか、勉強しなきゃっていうふうに思い込んでしまい、心からサッカーを楽しめなかったところがあったんです。『SUPER SOCCER PLUS』はサッカーを好きな人が見る番組で、そんな人たちに何を提供し、何を伝えられるのかと考えたら、“いやー、できないなー”って。

じゃあ、どうするって考えた時に、あくまでも私は素人でしかないから、そういう目で見た感想や状況を素直に伝えていくしかないんだと決めたんです。

サッカーを理解し、愛し始めた瞬間

そういう不安がなくなるきっかけは、EURO2008でした。それまで海外のサッカーをあまり知らなくて、TBSのEURO放送が決まったと聞いて観てみたら、もうすごい楽しくて、大興奮! そこからゴール決めますか?!みたいな世界で、サッカーのダイナミックさとか上手さとか、観て純粋に楽しめるサッカーのすごさを改めて実感しました。その時、知りもしないのに、シャビのプレースタイルが好きでスペインを予想していたら、当たっちゃったりもしました(笑)。シャビって、中盤の軸になってチームを動かすプレーをして、いないとボールが回らない。いつも痒い所に手が届く的なプレーをするんですよね。いいですよね~、あのプレースタイル。渋いですか?(笑)。でも、一番好きなのはジェラードなんです(笑)。彼は、2004/05のACミランとのチャンピオンズリーグの決勝を観て以来、プレースタイルはもちろん、全部好きです。

サッカーを全体として楽しむ

サッカーの試合って、全てがいつも派手で盛り上がるわけじゃなくて、拮抗して停滞する時間帯もあったりしますよね。前は、そういう時間も何か見つけなきゃとか思っていたんですけど、最近はもっと全体で観るということをするようになりました。単純にサッカーを観て、楽しめばいいんだなって。あんまり部分部分にフォーカスしすぎて、全体としてサッカーを楽しめないんじゃ、私としては何か違うなと思うようになったんです。全体を観るという意味でも、一番印象に残っている試合が、北京五輪最終予選の最終サウジ戦。U20代表とかもずっと観てきて、その世代に対する愛着も強かったんです。

オシム監督が倒れたっていうのもあったし、選手たちが抱えてる痛みとか想いとかも考えて、ずっとドキドキして観てました。攻められ気味な試合だったんですが、予選突破が決まったらうれしくて泣いちゃいました。その時、水本選手が天を仰いで、祈るようにしていた姿が焼き付いています。北京五輪の本戦よりもインパクトは強かったですね。

いつか、いつかでいいから行きたい!

海外サッカー観戦の予定は今の所ないんですけど、プライベートでもいいので、いつかチャンピオンズリーグを観に行きたいです!!それが今の夢です。

加藤未央 プロフィール

加藤未央(カトウミオ)

加藤未央プロフィール

2001年に『ミスマガジン』のグランプリに選ばれデビュー、04年『風音』同年04年『愛してナイト』05年『学校の階段』06年『ラブ★コン』等の映画に出演する。2007年からTBS系『SUPER SOCCER PLUS』のアシスタントになる。最近では、J1リーグの開幕戦にてチアリーダーの一員として開幕イベントに出演する等、幅広い活躍をみせる。

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