サッカーを愛して止まないあの人の ゆめのはなし

今年6月に南アフリカで開催されるワールドカップに出場する32ヶ国を一年で巡る。そんな「世界一蹴」の旅を続けるユニットLiberoのアシシとヨモケン。彼らを旅に駆り立てるものとは、また各地で出会ったサッカーは何を教えてくれたのか?アルゼンチンに滞在中の二人に話を聞いた。

「世界一蹴の旅」を始めた理由

2008年の春頃、次の旅はユーラシア大陸横断でもしようかと漠然と考えていました。当時上海の仕事で一緒だったヨモケンにその話をしたところ、もっと企画を膨らませて面白い旅にしようということになり、二人で構想を練っているうちに、2010年の南アで開催されるワールドカップ出場国の32ヶ国を巡るものに発展していきました。32のワールドカップ出場国を巡る旅というのは、誰もまだやっていない。それこそ中田英寿さんもやっていないものです。それが2008年の春。企画の概要をまとめ、予算だしや、課題を書き出し、1年かけてこの旅の準備を進めていきました。予防接種などが必要な国もあるので、やるべきことは本当に多岐にわたってありました。〈アシシ〉

 
この準備期間では、もちろん日本のワールドカップ出場は決まってなかったので、予選中は胃が痛かったです。サッカーファンとしてワールドカップに自国が出られないということも心配でしたが、苦労して準備したこの企画自身が無駄になってしまうということが怖かったです。ちなみに最終予選は、初戦アウェイでのバーレーン戦以外はすべて現地で応援していました。出場が決まったときはほっとしました。〈ヨモケン〉

世界を旅して知った世界共通言語=サッカー

2009年7月に「世界一蹴の旅」がスタートし、現在までに3分の2の21ヶ国を踏破したことになります。サッカーボール1つあれば、どこに行っても友達が出来るとよく言われますが、この旅を続けているとそれを身を持って実感します。「ナイスシュート!」や「ビッグセーブ!」などは万国共通です。言葉は通じなくても、選手名だけでも仲良くなり盛り上がって、いつの間にか友達になっている感じです。但し、唯一ニュージーランドだけは、サッカーの話題でそんなに盛り上がらなかったですね。当然、2010年のワールドカップに出ることは知っていても、二言目には「なぜラグビーじゃないんだ?」って言われました(笑)。今は、アルゼンチンに滞在していますが、この後は南米を北上していって、北中米を経て、再度ヨーロッパに渡ります。プレーオフで出場が決まった国で、いくつか取りこぼしている国がありますから。一番楽しみなのはブラジルです。2人ともまだ行ったことのない国。そして言うまでもなくサッカー王国。また、BRICsの一国ということでも興味があります。僕らは上海で働いていたこともあり、中国のことはある程度知っているし、日本に居ても情報は入ってくる、でもその他のインド、ロシア、ブラジルはそんなに情報が入ってこない。2016年のワールドカップ、2018年のオリンピック開催が決まって、それがブラジルという国にどう影響しているかを見るのも楽しみです。

夢について

やっぱり一国一城の主としてサッカークラブのオーナーになりたいです。アブラモビッチみたいに有名クラブを買収して、好きな選手を集めてというのが一番ですが、地元のクラブを立ち上げるのでもいいです。〈ヨモケン〉

 
自由になる時間を自分でつくりだす暮らしを、友人周りで広めていきたいです。例えば、半年仕事し半年は遊んで暮らす。僕は「自遊人」と呼んでいるのですが、仕事だけの人生ではなく、人生を楽しむ、そんなライフスタイルをもっと広めていけたらと考えています。〈アシシ〉

Liberoが選んだベスト11

Liberoの選ぶベスト11

ワールドカップアメリカ大会予選メンバー

これは非常に難しい質問で色々考えたんですが、94年のワールドカップ予選のメンバーをあげます。やっぱりこの時の11人はスター揃いだったし、個性もあった。11人全員がぱっと浮かんでくる。今の日本代表に足りない華やかさみたいなものを持っていたと思います。 (スーパーサブにもちろん、中山雅史)

Libero プロフィール

Libero(リベロ)

Liberoプロフィール

アシシとヨモケンのによるユニット。ワールドカップ出場国32ヶ国を巡る旅をblog「世界一蹴の旅」で伝える。両名ともフリーのコンサルタントとしての顔も持つ。今回の旅で一番印象的なエピソードは、アシシ:丹東の奇跡(2009/9/2更新分)。

ヨモケン:ガーナサッカー協会訪問(2009/11/21更新分)。今年6月のワールドカップまで旅は続く。

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