サッカーを愛して止まないあの人の ゆめのはなし

公式ニコ生番組 「SoccerKing ハーフタイム」に出演し、サッカー好きからも一目置かれるSHO-NO。タレント、メイド、アイドル、司会と様々な仕事をしながら、最近では生粋のレアル・マドリード好きとしても知られている。試合はもっぱらスポーツバーで観るというSHO-NOの観戦スタイルとはどんなものなのか。サッカー大国・静岡生まれが運命づけたサッカーとのこれまでとこれから。

家族行事であると同時に地域の行事でもあった

自分がサッカーを好きだと思い始めたのは小学生の低学年で、そもそもはお父さんがサッカー好きだったんです。実家が浜松なんですが、小学生だった2000年から01年頃って、ジュビロ磐田がめちゃくちゃ強くて、無双状態だったんです。人気もすごくて、私たちもお父さんに連れられて頻繁に試合に行っていました。4人家族なんですけど、ジュビロ戦は家族行事で、全員でユニフォームを着ていましたね。ヤマハスタジアムに行くと友だちにもいっぱい会えて、男子サッカー部に女子ひとりで混ざってやっていた、永遠の名波推し(名波さんが解説者になってからも引き続き)の子とはよく会っていたのを憶えています。どちらもそれぞれの家族と行っていたので、「あ! やっほー!」みたいな。だからジュビロ戦の日は、家族行事であると同時に地域の行事でもあったんです。肝心の試合はなにしろジュビロが無双状態だったので、行く試合行く試合勝つわけです。もうそれが楽しくて(笑)。当時の私は勝利の味しか知らない(笑)。でも、サッカーをやったことがなかったのでルールも分からず、ゴールが入ったら盛り上るみたいな楽しみ方しかできなかったから、無双のジュビロはちょうどよかったんです。そうそう、福西選手が好きでした! 顔が(笑)。
 

観たことのないすごさを目の当たりに

無双状態が解けたジュビロは、そのあと(言い方があれですが…)毎年順位が下がっていちゃったわけですが、そのタイミングで海外サッカーを観るようになってきたんです。お父さんがスカパーを契約していて、各国リーグ戦の大事な試合とかチャンピオンズリーグの準決勝や決勝とか、強いチームが出る試合を観るようになり、これまで観たことのないすごさを目の当たりにして一気に楽しくなりました。いまでこそレアル・マドリードが大好きですが、そのときは特定のチームが好きというのはなくて、ただただ「すげー!」状態。小さな頃からずっとサッカーを観てきたから、これはうまいというのがだいたいわかるようにはなっていたんです。その頃にはルールもわかっていたし、徐々にサッカーの楽しみ方が変化してきた感じですね。レアルを初めて意識して観たのは、2005年にジュビロとレアルが対戦した時で、レアルのことを勉強しなきゃ! と思ったときでした。
 

大金を払って選手を連れてこれるのもチームの力

モウリーニョが監督に就任した2010年あたりで本格的にレアルが好きになります。なぜ2010年かというと、たまたまその時期によく観ていたからという単純な理由(笑)。大好きだったファン・ニステルローイがいたとか、ロナウドがすごい、エジルがめっちゃ好きとか、そんな感じもありましたね。ちなみにいま好きな選手はモドリッチ。モドリッチはとにかくうますぎる。よく見えてたなぁっていうようなパスの精度がやばい。もはやモドリッチがいないとレアルのゲームを始められない感じすらします。彼がボールを持って初めてカウンターで攻めることができるし、モドリッチが中盤ですごく走ってくれるから助かっていることも多いと思います。ベニテス時代は中盤がモドリッチ1人しかいなくて、どうしてもガラガラになって彼がかわいそうすぎました…。ここからここまで全部モドリッチがやってるよ! みたいな。それでもがんばるモドリッチもかわいくて健気ですごく好きでした。モウリーニョは好きになったときの監督でしたけど、最終的にめっちゃ嫌になってましたね(笑) あの人のせいでレアルがぐちゃぐちゃにされたと思うんです。選手との信頼関係もぐちゃぐちゃにされて…、わたしも選手側なので「もう、あいつ!」みたいな。あ、でも今はけっこう好きですよ。
そうそう、レアルってバルセロナに比べて地元にファンが少ないですよね。あんなに強いチームなのに現地にファンが少なくて、さらに言えばレアル・マドリードのこと嫌いな人はめっちゃ嫌いじゃないですか。そういうのも含めて、逆に私は好きだ! と(笑)。批判されすぎてかわいそうで、むしろ応援したいし、強いのになんであんなに嫌われてるの…? って。今年のCL(チャンピオンズリーグ)を獲ったときも、勝ったのにひどい言われようでした(笑)。ラモスの一点は実質オフサイドだったからアトレティコの勝ちだとか、最後もPKでパッとしないとか。レアル・マドリードは会長がお金持ちで、ただのお金持ちチームだって言われますけど、そうじゃない。お金持ちが大金を払って選手を連れてこれるのもチームの力なんです!(笑)
 

交代や出される警告のカードまで予想

レアルを好きになってから、観方もマニアックになっていきます。試合前にスタメンを予想して、「おお、そうきたか」とか「予想どおり!」とかやっているんですが、そこから自分のサッカー観戦は始まってるんです。フォーメーションはもちろん、交代や出される警告のカードまで予想して、監督の指示を見ながら「さすが、わかってるなぁ」とか偉そうに(笑)。でも、これがけっこう当たるんですよ! でも、サッカーって予想外のことが起きるじゃないですか。今回のCLだと、カルバハルがすぐに怪我してしまうとか、怪我した人にはとても失礼なんですけど…、そういうこともハプニング的に楽しい。どうなるかわからないドキドキも楽しみたいという意味で。
 

レアルファン同士、知らなくても仲良くなれたりする

最近、試合観戦はもっぱらスポーツバーです。スポーツバーで観るときは友だちとも行きますし、ひとりでも行きます。今回のCLも60人くらいのマドリスタがバーを貸し切っていて、そこで知らない人と一緒に盛り上がりました。普段1人で行くと食い入るようにモニターに見入って、点が入ると「おー!」と言いながらちょっとだけ立つ(笑)、みたいな観方。私、女の子のサッカー友だちが本当にいなくて…。1人唯一いるのがネイマール好きのバルセロナファンという…。けんかになっちゃうので一緒にサッカーを観に行けないんです(笑)。だから、スポーツバーは1人で真剣に観るのも良いんですけど、レアルファン同士だと知らなくても仲良くなれたりするので、それも楽しいんです。ひとりで行っても、いつも3、4人はレアルのガチファンがいて仲良くなったりするんですが、共通点がサッカーなので、結局スポーツバーでしか会わない(笑)。レアル戦がある日に行くと、「また会ったね!」「今日もちゃんと来たね!」って、ただそういうサッカーがあるからの付き合いもけっこう楽しいんですよ。
 

試合中にお通夜を終えて、そそくさと帰りました(笑)

いざレアルが勝ったとなるとやばいですよ。この前のCL優勝も、みんなお祭り状態!「オォー、カンピオーネ!」みたいな雄叫び。逆に負けたときは完全にお通夜(笑)。前々回のクラシコを4-0で負けたときは本当にやばくて、私は3人で行ってたんですが、2-0になったあたりから「どうする? 帰る?」となり、3-0で「さて、もう帰ろうかな…」みたいな。試合終了前から早くもお通夜が始まりました。一応最後まで見ましたけど、試合中にお通夜を終えて、そそくさと帰りました(笑)
一番印象に残っている試合は、やっぱり2年前のCL決勝。今年と逆で1-1の延長戦で2点決めた試合です。あのときはやばかったなー。号泣! 当時はまだ名古屋で、名古屋のスポーツバーで観ていたんですが、先にアトレティコに決められて、もうこれはやばいやつだ…、と。ところが後半の最後の方、セットプレーでラモスが決めて、そこからの希望たるや! 延長戦の最後、笛が鳴り終わる前にもうディ・マリアやマルセロが泣いてたんですよ。それを観て私も泣いた。号泣でしたね。スポーツバーの他のお客さんもみんな号泣していました! だってレアル自体10年ぶりくらいのCLで、私はレアルを好きになって初めてのCLだったんです。
 

アンチェロッティ大好きなんです。

海外のスタジアムに行ったことがないんです。本当に行きたい! なので夢は、ジダンが監督の時にベルナベウにクラシコを観に行って、バルサをボコボコにする様を目撃すること! あ、でも監督はアンチェロッティもいいなぁ…。アンチェロッティ大好きなんです。あの良い人感というか良い大人感(笑)。そして冷静な判断! 適応能力がすごい! 誰かが怪我をしたときの判断の良さ、どう埋めるかというのも、アンチェロッティがいなかったら2年前も優勝できなかったと思うんですよ。2004年だったかな、当時監督だったミランが圧勝していたのに、最後の最後で逆転負けした試合。私、その試合をたまたま観ていて、みんながあそこまで「勝った」と思っていたところにまさかの展開。超かわいそうでした…。それで、レアルが好きになってからアンチェロッティが来たので、あ、あのときのすごくかわいそうだった人だ!(笑)って。だから、親近感はあったんですよ。それで、アンチェロッティの戦術論の本も買って読んでみたら、ますます好きに。アンチェロッティは監督の中で一番好きかもしれないです。
 

SHO-NOが選んだベスト11

CLを取ったことがないベスト11

レアル・マドリードのCL優勝記念で考えました。スキルもあってすごい選手なのにCL優勝を経験したことのない選手が誰なのか気になったんです。個人的にはやっぱりイブラヒモビッチに1度は経験してもらいたい! 優勝経験がないという制限ながら、このメンバーだったらいいところまで狙えると思います! ただ個々の能力はすごいんですけど、けっこうバラバラになりそうですね(笑)、でもゲームで使ったら結構強そうじゃないですか?
 
フォーメーション:4-2-3-1
監督:アンチェロッティ
 
FW:イブラヒモビッチ
MF:マルコ・ロイス/エジル/グリーズマン/マトゥイディ/ポグバ
DF:長友佑都/ゴディン/チアゴ・シウバ/ファンフラン
GK:デ・ヘア
 

SHO-NO プロフィール

SHO-NO(ショーノ)

SHO-NOプロフィール

静岡県出身。ジュビロ磐田サポーターを経て、レアル・マドリードのファンに。見かけからは想像できない的確なサッカー評は、公式ニコ生レギュラー番組「SoccerKing ハーフタイム」の視聴者からも一目置かれている。愛読書は『アンチェロッティの完全戦術』。現在は秋葉原の某有名メイドカフェにてお給仕をしつつ、幅広く活躍できるマルチなアーティスト・タレントを目指し日々奮闘中。
 
 

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